アメリカの食品添加物について
日本は、食糧自給率の低い国ですが、現在、数多くの輸入加工食品が私たちの日常の食卓を支えてくれています。
食品添加物についてですが、食品に使用された食品添加物は原材料の一部と考えられています。
そのため、含まれている食品添加物を表示することが、国際的に共通の概念となっています。
アメリカでは、特に消費者に対する栄養上の情報を重視する立場が強いので、栄養に関する情報は特に多く表示される傾向にあります。
アメリカの食品添加物は、四種類に分類されています。
GRAS物質、FOOD ADDITIVES(食品添加物)、色素添加物、既認可物質の四種類に分類されます。
日本では、これらすべてを食品添加物と一括されています。
GRAS物質とは、「一般に安全とみなされる物質」とされるもので、逐次安全性が再評価されますが、安全性に問題がないとされると「GRAS物質として確認された物質」となるのです。
FOOD ADDITIVES(食品添加物)は、二つにわかれます。
一つは、直接食品の製造に使用される「直接食品添加物」です。
二つ目は、食品の容器や包装材の製造に副材料として使用され、食品に溶け出す可能性がある「間接食品添加物」です。
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色素添加物とは、着色料のことを指しています。
これは、食用以外の医薬品用、化粧品用も含めて許可された着色料です。
既認可物質とは、特別な条件のもと、特定の食品への使用が認められた食品添加物のことです。
アメリカの食品添加物の品目数は、2500から3000と言われています。
品目数がここまで多いのは、天然香料、香辛料まで含まれるためです。
このように、それぞれの国によって使用を許可されている食品添加物や、用途、目的が異なっているのです。
日本では許可されていない食品に対して、保存料の安息香酸が使用されていたため、輸入が許可されずに輸出国に返送、処分された例もあります。
加工食品の輸入や輸出には様々な問題や摩擦が生じるようです。